こんにちは！あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます！
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2022年も12月に入り降雪地域はゴルフ場がクローズになる時期になってきました。
実質ゴルフのシーズンオフになりますが、来年に向けてクラブの買替を検討するゴルファーも多くなります。
そして9月～12月は各メーカーゴルフクラブの新製品が多く出る時期でもあります。
私が働いている店舗も続々試打クラブが入荷してます
その中で本日紹介するのはテーラーメイドから2022年11月発売の
スリクソンZX7Mk2(マーク2)アイアンです！
ザ・スリクソンって感じの顔だね！
基本的にスリクソンのアイアンは10年前からほぼ完成されたアイアンなので、大きな変更はせず、ブラッシュアップしていっている感じですね♪
今回この記事ではこのZX7Mk2アイアンのスペックや特徴、そして実際にZX7Mk2を試打をしてこのクラブの評価と解説をしていきます。
本当はリアル店舗に行って実際に試打をして体感をして納得した上で購入するのが一番よいですが
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際試打をしたけどよくわからなかった
- 試打にはいくけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントがつくからリスクを承知でネットで買いたい
こんな方にお役に立てる記事になっているのでよければ最後まで見てください♪
でも最初に簡単な総評をしてしまいます！
中級者～上級者ゴルファーでどのアイアンを買うか迷ったらとりあえずZX7Mk2アイアンが候補になるくらいこのアイアンの完成度は高く、万人受けするモデルです！
スリクソンの7のナンバリングシリーズは買替が非常に少ないモデル。みんなクラブが良すぎて買替する必要がないとのこと💦
ポチップ
スリクソンZX7Mk2の人気の秘密を詳しく解説していきます！
スリクソンZX7Mk2を実際に試打してみた！
実際にZX7Mk2アイアンを試打してみました！
ZX7Mk2の試打データ
気になる試打結果はこちら！
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
| ZX7Mk2 MODUS105DST | ZX5Mk2 MODUS105DST | RAZR X NSPRO950GH | 評価 | |
|---|---|---|---|---|
| 飛距離(キャリー) | 126.5y | 134.0ｙ | 126.4ｙ | ステンレス系ストロングロフトのアイアンと同等の飛び！ |
| 総飛距離 | 140.1ｙ | 146.9ｙ | 146.6ｙ | ランは少なくピンを狙えるアイアン |
| ヘッドスピード | 33.5ms | 34.6ms | 33.8ms | 上級者向けながら抜け性能が良くHSが出やすい |
| ボール初速 | 44.1ms | 45.3㎳ | 44.4 | 初速はあまり出る感じではない |
| 打出し角 | 24.3° | 24.8° | 25.0 | ボールは非常に上がりやすい！ |
| バックスピン量 | 8870rpm | 8250rpm | 5560rpm | 激スピン性能！ |
| サイドスピン量 | 右225rpm | 左111rpm | 左230 | オートマチック性が少なくサイドスピンは操作できる印象 |
| ミート率 | 1.31 | 1.31 | 1.31 | ミート率も高めに出ている！ |
比較対象はスリクソン同シリーズのZX5Mk2と現在あまがみが使用しているキャロウェイのRAZRXアイアン。
結果をわかりやすく解説すると
中上級者が求める操作性と打感を維持しながら抜けのよさとキャリーの飛距離性能を付加したモデルです！
キャリーで飛んでしっかり止まる操作系アイアン！
ZX7Mk2の試打レビュー
もう少し詳しく解説すると以下のとおり
ソールの抜けがよく楽に飛距離が出る
画像のようにソールはZX5Mk2アイアンより若干薄めですが独特のV型にカットされたソールで非常に抜けがよく安定して飛距離が出ます。
キャリーの飛距離はそこそこ出ますが。スピンがかなり入るのでランはあまり出ずに、狙った場所に打ちやすいアイアンになっています。
抜群の操作性
X5Mk2アイアンより若干シャープなヘッドになっているので、操作性が高く弾道の打ち分けがしやすいです。
ほどよい高弾道でスピンも入る
ZX7Mk2アイアンはくいつきがよい軟鉄とレーザーミーリングの効果で、かなり高いスピン性能があります。
| ZX5Mk2 (複合素材) | ZX7Mk2 (軟鉄) | RAZRX (ステンレス) | |
|---|---|---|---|
| 打出し角度 | 24.8 | 24.3 | 25.0 |
| バックスピン量 | 8250 | 8870 | 5560 |
上図のように打出し角度は他のモデルと同じような数値ですが、バックスピン量はZX7Mk2アイアンが一番多くなっていました。
抜群にカッコよく構えやすい
実際にボールを構えてみた感じはこんな感じ。
本格的な軟鉄アイアンということで、トップブレードは薄くヘッドもシャープで、上級者好みの顔になっています。
打感は非常にやわらかく、吸い付くような打感が特徴的です。
打球音もソフトで心地よい感じでした。
伝統的な顔で非常にカッコいいですね♪
スリクソンZX7Mk2アイアンのスペック
ここからはZX7Mk2アイアンのスペックをご紹介。
ZX5Mk7アイアンのヘッドスペック
| ヘッド素材(ボディ) | 軟鉄 [S20C] (鍛造) + タングステンニッケル合金 |
| ヘッド素材(フェース) | 軟鉄 [S20C] (鍛造) |
| ヘッド構造 | ウェイト埋込型キャビティアイアン |
| ロフトタイプ | ノーマルロフト (#7→32°、PW46°) |
| ライ角 | 62°(＃7) |
| 公式サイト | 詳細を見る |
ボディ、フェースともに軟鉄 [S20C] の鍛造なので、打感が非常にやわらかく、スピンが入りやすくなっています。
そして#3～＃7アイアンには見えないところ(多分ヘッド外環部分)に比重の重たいタングステンを配置することでショットの安定感も出していると思われます。
上級者用といえど、ロングアイアンはやさしさも重視しているということですね♪
ZX7Mk2アイアンのシャフトスペック
次にシャフトスペック
| シャフト名 | フレックス | シャフト重量 | 総重量 | トルク | バランス | 調子 | 推奨HS (ドライバー時) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダイナミックゴールド DST | S200 | 112ｇ | 421ｇ | 2.1 | D2 | 中元 | 43～49MS |
| ダイナミックゴールド DST | X100 | 116ｇ | 425ｇ | 1.9 | D2 | 中元 | 46～52ms |
| N.S.PRO MODUS3 TOUR120 | S | 105ｇ | 413ｇ | 1.6 | D2 | 中 | 42～48ms |
| N.S.PRO MODUS3 TOUR120 | X | 110ｇ | 418ｇ | 1.7 | D2 | 中 | 45～50ｍｓ |
| N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DST | S | 98.5 | 408ｇ | 2.3 | D2 | 中 | 43～48ｍｓ |
| N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DST | R | 95.0 | 404.5 | 2.5 | D2 | 中 | 39～45ms |
中・上級者向けということで、シャフトラインナップはカーボンシャフトはなく、かなりハードスペックな印象です。
しかし、スチールシャフトはモーダス105、ダイナミックゴールドの2モデルはダンロップオリジナルのDSTシャフトで、既製品より若干軽い重量でトルクがかなり緩くなりカウンターバランスにすることで、振りやすさを向上させたスペックになっています。
モーダス120のみ日本シャフトオリジナルシャフトとなり、ダイナミックゴールドDSTよりトルクがきつくなっているのが興味深いところです。
グリップは全シャフト共通でゴルフプライドのツアーベルベットフルラバーグリップ （バックラインなし、Golf Prideロゴ入り） 〈49.5g/口径60〉が装着されています。
ダンロップはシャフトも自社開発していて、ヘッド＆シャフト前提でクラブ開発をしているメーカーです♪
ZX7Mk2アイアンの価格
| シャフト名 | 単品価格 | セット価格(6本) |
|---|---|---|
| ダイナミックゴールド DST | 税込23,100円 | 税込138,600円 |
| N.S.PRO MODUS3 TOUR120 | 税込24,200円 | 税込145,200円 |
| N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DST | 税込24,200円 | 税込145,200円 |
他メーカーでは単品価格が3万円前後の商品が多い中、かなり低価格に抑えていると思います！
グリップはゴルフプライドのツアーベルベットのグリップが装着されております。
スリクソンZX7Mk2アイアンの特徴
スリクソンZX7Mk2アイアンの特徴は以下のとおり
基本的に新しい技術が入ったわけではなく前作のブラッシュアップモデルです！
詳しく説明していきます！
PUREFRAME（ピュアフレーム)構造で抜群の打感
出典：ダンロップスポーツ
ZX7Mk2アイアンのキャビティ中心部にかけては厚肉設計となっており、それにより打感が向上しております。
前作のZX7アイアンと比べても約80％厚肉化しており打感がさらに向上しています。
操作感はそのままで打感が向上しています♪
Tour V.T.ソール
スリクソンのアイアンはどのモデルも上の画像のようにソールがV型になっています。
これはダウンスイング時にアッパーブローでもダウンブローどちらであってもしっかりソールが抜けやすくするための構造になっています。
スリクソンやクリーブランドの商品の大きな特徴になっています♪
フェースレーザーミーリング加工で抜群のスピン性能
フェースの画像をよく見ていただくとフェースのスコアラインも間にも細かい溝(レーザーミーリング)が入っています。
軟鉄とレーザーミーリングを組み合わせることで、ウェッジのようなスピン性能が実現しています。
ロングアイアンでも結構止まるよ♪
ZX7Mk2アイアンのSNSでの評価
衝動買いしたくなるカッコよさ♪そして後悔させないクオリティ！
ミスショットに強いし打感もいいんですよね♪
随時更新していきます。
こんな方にスリクソンZX7Mk2がおすすめ！
最後にまとめです。
結果的に言うと
中・上級者向けのアイアンで、操作性と打感の良さで選ぶなら間違いなく候補に挙がるモデル。
他メーカーの上級者向けアイアンと比べると圧倒的な抜けの良さがあります。
コスパも非常に魅力です！
スリクソンのアイアンは長く使用するゴルファーが非常に多いクラブです！
スリクソンのアイアンは昔から完成度の高いクラブなので、買い替えをしてもデータがあまり変わらないことが多いので、試打をしっかりして買い替える価値があるか検証しましょう。
上記の項目に当てはまる方は是非ZX7Mk2のアイアンを試してみてください♪
ポチップ
スリクソンシリーズは毎回品薄になるので狙っている方はお早めに♪
スリクソンZXMk2シリーズにあうボールは
スリクソンZXMkⅡシリーズに合うボールを2つ紹介します！
スリクソンZ-STAR/Z-STARXV
ベターですがやはりスリクソンのクラブには、スリクソンのボールがよく合います！
2021販売の現行モデルは現在大幅セール中なので在庫があるうちにまとめ買いをおすすめします。
ポチップ
プリセプト PR-1
ブリヂストンから発売されているプリセプトPR-1
アイオノマーカバーながら、ウレタンカバーに近いスピン性能があります。
イメージ的にはブリヂストンのTourBとJGRの中間のようなボールでZXMkⅡのクラブの性能を最大限に引き出してくれるボールです！
ポチップ
スリクソンZXMkⅡシリーズは空力にも重点を置いたクラブなので、ハドラスコーティングが効果的です！
本日はここまで！
最後まで見て頂きありがとうございます♪
質問がある方は気軽にコメント欄にコメントしてください♪
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