こんにちは、あまがみです!
いつもあまがみブログにご覧頂きありがとうございます。
あまがみは競馬(賭け事)はしませんが、競馬は見ます。大体中学生くらいから観てますが
私からまずは一言…

競馬はスポーツです!
競馬は賭け事で事業が成り立っていますが、競走馬(サラブレッド)がレースで走っていること自体は立派なスポーツだと思っています。あまがみが高校生くらいに学校の先生に主張しても相手にしてくれなかったですが、最近はサッカーTOTOとかあるので、少しは認知されています。
特に競走馬(サラブレッド)は仔馬のころから親馬と離れ、徹底的に調教を受けて、ボクシングのように体重を絞り、極限のコンディションでレースを望む、そしてその血を次の世代に引き継いでいく、すなわち「ブラッドスポーツ」と言われています。

時代を重ねるごとにサラブレッドは進化しています!
このようにこのブログでは、サラブレッドを「アスリート」として扱い、そして歴史的名馬を紹介していきたいと思います。
そして今回はサラブレットの強さのステータスとして最高峰の称号「クラシック3冠馬」のご紹介をしたいと思います!
クラシック3冠馬とは?
クラシック3冠は
サラブレッドは2歳馬からレースに出られるのですが、3歳馬限定の春から秋にかけて行われるクラシックと呼ばれるG1(グレード1)のレースを3つすべてを制する称号です

G1レースは競馬の最高峰の賞金が出るレースです!
3歳馬限定ですので、サラブレッドは一生に一度しかチャレンジできません!
そのレースは
実は牝馬(女の子)の3冠レースもあるのですが、今回は男の子の3冠のご紹介です
G1をひとつ勝つだけでもハードルが高いのですが、それを3つ勝たなくてはなりません。
一生涯に一度の挑戦ですのでそれぞれのレースは競馬場も距離もバラバラ、すべて勝つには圧倒的な力の差が必要で特に各レースは
- 皐月賞→一番早い馬が勝つ
- ダービー→一番運が強い馬が勝つ
- 菊花賞→一番強い馬が勝つ
と言われています。

イギリスの首相の名言で、ダービー馬の馬主になることは一国の首相になるより難しいという言葉まであります。
そんなクラシック3冠ですが、過去に7頭達成しています。
その7頭は
以上の7頭です。知っている馬はいましたか?

この中ではディープインパクトが一番認知度が高いかな?
どの馬も強い馬なんですが、どの馬も個性がありまして、簡単にご紹介いたします。各場キャッチフレーズがあったりするので、そのあたりも注目してください♪
セントライト
日本で最初の三冠馬、まだに日中戦争中の出来事なので資料が少ないです。
競馬場まで9時間歩いてからレースに臨んだという伝説が残っています。
現在でも『セントライト記念』という、同馬の冠のレースがあります。
なたの切れ味「シンザン」
セントライト以降日本2頭目の3冠馬、非常に丈夫でタフな馬で、しぶとく長い末脚は「ナタの切れ味」と評された。良血馬だが勝ち方は泥臭く、多くの競馬ファンに愛されました。
また、サラブレッドとして異例の35歳まで生きた、まさに伝説の馬です!
のちにグレードレースでシンザン記念というレースが制定されました。
天馬2世 「ミスターシービー」
天馬と称されたトウショウボーイの仔です。
競馬ファンならわかるのですが、非常にイケメンの馬です。
常識破りの戦法で3歳時は圧倒的な強さでしたが、4歳以降はシンボリルドルフの台頭もありぱっとしない晩年を迎えてしまいました。
皇帝 「シンボリルドルフ」
日本で初めて無敗で3冠を制し、その後もG1を4勝しG1を7勝もした、名前から『皇帝』と呼ばれた絶対王者、歴代最強馬の議論でも必ず名前が上がる、絶対的な安定感が持ち味のサラブレッド。
その後さらに子供が伝説を引き継ぐことになるが、その話はまたの後ほど…
シャドーロールの怪物「ナリタブライアン」
鼻につけている馬具シャドーロールがトレードマークのサラブレッド、兄弟のビワハヤヒデやファレノプシスもG1を勝ちまくっており、超エリート家族、特にクラシックのナリタブライアンは驚異的で3冠レースすべて圧勝でそのまま暮れの有馬記念まで勝ってしまった。

このあたりからあまがみが
リアルタイムの時代です。
おそらく3歳(当時の4歳)時は歴代最強の強さと未だに囁かれていた圧倒的な強さでしたが、4歳以降は故障に悩まされ大きな活躍ができませんでしたが、阪神大賞典でのマヤノトップガンの一騎打ちは今でも伝説のレースとなっています。
英雄 「ディープインパクト」
2000年以降の競馬会で一番認知度が高いサラブレッドと思われます。
シンボリルドルフ以来、2頭目の無敗の三冠馬です。
特筆すべきは最後の末脚で一瞬ですべてを抜き去るような脚をもっています。

主戦騎手の武豊氏曰く、
飛んでいるような馬と表現しています。
凱旋門賞に出走しましたが、残念ながら失格処分となっておりますが(馬のせいではないです)14戦12勝2着1回失格1回とほぼ、パーフェクトな戦績と夢を与える走りは一大ブームを起こしました。
また引退レースの有馬記念では払い戻し1,0倍という(100円かけて100円戻ってくる)という伝説も作っています。まさに英雄の名に恥じない活躍でした。
暴君 「オルフェーブル」
絶対的な能力がありながら、走る、走らないはオルフェーヴルの気分次第、牝馬に弱い、騎手を振り落とすのがお約束の暴れん坊将軍、でも勝つときは圧倒的な能力の違いを見せつけます。
日本競馬の悲願、凱旋門賞2着2回で最後の有馬記念はぶっちぎりの優勝と最後まで「暴君」ぶりを見せつけてくれた、美しい栗毛のサラブレッドでした。
最後に
改めて振り返ってみると、どの馬も個性的なサラブレッドですね!
競馬を知るうえでまずは強い馬を見ることが良いと思います。
今思えば、その年代、その年代にしっかりとしたスターホースが存在しています!
この記事で、スポーツとしての競馬の面白さを少しでも伝われば幸いです。
そして2020年はディープインパクト産駒のコントレイルが皐月賞、日本ダービーを無敗で制して、「無敗の三冠馬」にリーチです!

親子での無敗の三冠馬に期待ですね♪
次回は牝馬3冠の特集をしたいと思います。
※記事内の動画はJRAの公式動画をYouTubeから埋め込みしております。
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