
こんにちは、あまがみです!
いつもあまがみブログをご覧いただきありがとうございます♪
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あまがみは普段、ゴルフの販売員として働いております。
自分なりにゴルフの面白さや、失敗しないゴルフ用品選びを
ブログを通じて、ご案内していきたいと、思っています!
今回は、2019年のおすすめドライバーを紹介します!
今年のドライバーのトレンドは二極化しております。
それは…
- とにかく飛ぶ!
- 曲がらず飛ぶ!
この2つです!
今回は、最近のトレンド
「曲がらずに飛ぶ」ドライバーの紹介をしていきます!
まっすぐに飛ぶにも種類がある!
今のクラブは、様々な技術でミスショットを軽減したり、弾道補正を
行っていますが、私の個人的な考察の基で、大きく分けて3つの技術に分類されます。
- 慣性モーメント
- 弾道補正
- 短尺化
これをひとつずつ説明していきます。
慣性モーメント
慣性モーメントは物理学の話で難しくなるので、簡単にかみ砕いて説明すると
「曲がろう(回ろう)とする力をまっすぐに補正する性能」です。
クラブに関して言えば、大きく2つ(正確には3つですがこの2つの影響が大きい)
- ボールのインパクトに対する慣性モーメント
- クラブローテーション(スイング)に対する慣性モーメント
がありまして、
出典 ゴルフドゥ https://www.golfdo.com/knowledge/article/no27.html
ボールのインパクトの慣性モーメントは、ボールインパクト時のミスショットの曲がりを補正する性能で、基本的には重心震度が深いほど効果が得られます。
簡単に説明すると、クラブのソールの後方部に重たいウエイト(重り)がついているほど
効果が得られやすいです。
出典 ゴルフドゥ https://www.golfdo.com/knowledge/article/no27.html
それに対して、クラブローテーションの慣性モーメントは、スイング時のボールに対して
スクエアに当たるか、閉じて入るか、開いて入るかに関わり、慣性モーメントが大きいほど、クラブローテーション(ヘッドの開いてから閉じていく運動)が少なくなります。
これは重心距離が長いほど効果が得られまして、簡単に説明すると、ヘッドが大きいほど
効果が得られるということです。
結果的にはヘッドが大きく、ソールの後方部に重たいウエイトがついている
クラブが慣性モーメントが高いクラブになるのですが、
- 操作性が悪い、
- バックスピンが多くなる
- つかまりが悪くなる
というデメリットもあるので、注意が必要です。
(今のクラブは、デメリットをなるべく軽減するよう工夫はしていますが…)
また慣性モーメント(左右)は数値化されており、
上限は5900gc㎡となっております。
(あるメーカーさんの開発担当からお聞きしたのですが、ゴルファーがスイングしやすい条件で上記の数値に近づけるのは今の技術では簡単ではないようです。)
弾道補正
こちらは、ミスショットして弾道が曲がったとしても、弾道補正して
ボールが戻ってくる機能です。
これは、クラブのフェースにある「ギア効果」と「バルジ」で起こります
これも物理のお話で難しい話になるので、簡単に説明しますが、
・フェースのトゥー側(先側)に当たるとボールは右にまっすぐ行きます。
・フェースのヒール側(ネック側)に当たるとボールは左にまっすぐ行きます
そしてその効果を補正するために「バルジ」といってフェイスを少し丸みを持たせており
これにより
・フェースのトゥー側(先側)に当たるとフック回転がかかる。
結果、右に打ち出し、フック回転がかかり球が戻ってくる。
・フェースのヒール側(ネック側)に当たるとスライス回転がかかる。
結果、左に打ち出し、スライス回転がかかり、球が戻ってくる。
そしてこの機能の進化系が、テーラーメイド社の「ツイストフェイス」です。
こちらは後ほど説明いたします。
以上が弾道補正の簡単な説明ですが、実は、最近は先述した「慣性モーメント」の性能が上がってきていまして、そもそもトゥー側やヒール側に当たっても、打ち出しがブレなくなってきており、バルジの設定が少なくなってきているクラブが増えてきています。
短尺化
こちらは上記2つより簡単なお話で、単純に短いクラブのほうが、操作性が良く
ミスショットが少なくなり、方向性も安定するということです。
実は今年の秋モデルからはこの「短尺化」がキーワードになっております。
約10年くらい前に、高反発のクラブが公式ルールで禁止され、ヘッド開発が行き詰まり
シャフトの長尺化で飛距離アップを図りました。
そのおかげで、一発の飛距離やヘッドスピードは上がりましたが、
ミート率(ボール初速/ヘッドスピード)が落ちてしまい
ミスショットが多くなりました。
このころは、46.0~46.5インチのクラブが主流でしたが
現在は45.5~45.75インチあたりが主流です。
曲がりにくいクラブおすすめ5選
上記の説明をもとに今年のおすすめクラブを紹介したいと思います。
基準はメーカーの純正シャフト、純正スペックで縛りたいと思います。
カスタムシャフトやウエイト調整を入れてしまうと収拾がつかなくなるので…
PING G410PLUS PINGTOUR-173
こちらのクラブは一昨年に発売された
大人気モデル「G400」シリーズの後継モデルです!
「G410」シリーズは現在、日本女子ゴルフ界を牽引している、鈴木 愛選手や
比嘉 真美子選手が使用しているクラブです!
そしてその中でもこちらの「plus」のモデルは、今年の全英女子で初出場ながらに優勝したニューヒロイン、
渋野 日向子選手使用モデルということで、非常に人気があります‼
クラブの性能としては、圧倒的な慣性モーメント(MOI値)で、公式で公表は
していないですが、ルール上限の5900gc㎡に切迫する数字になっています
また、可変システムも変更になっており、ライ角フラット設定も可能になっており、
よりつかまりにくい設定が可能で、フッカーの方には、弾道調整の幅が広がるクラブです、後方のウェイトも、3箇所に付け替えが可能でより、カスタマイズ性が上がっております。
シャフトに関しては相性があるので一概に言えませんが、おすすめは、ピンツアー173のシャフトです!
理由は二つで、
- もう一つの純正シャフト「ALTAJCB RED」よりも0.5インチ短い45.25インチの短尺シャフトで、よりショットが安定する。
- シャフトの先端の剛性が強く、弾道のばらつきが減り、手元側の剛性が弱いので自然とタメができ、タメが作れない方はヘッドスピードが上がりやすい。
こちらのシャフトは 65(R、S、X)と75(R、S、X)とラインナップも多いので、ユーザーの幅が広いです!
飛距離が200~220yの方は65-Rがお勧めで
飛距離が230~250yの方は65-Sがお勧め
パワーのある(HS45前後)初心者層なんかは75-Rなんてスペックもおすすめですよ!
とにかく、直進性を追求するなら、このクラブは最有力候補となるでしょう!
テーラーメイド M6 FUBUKI TM
次に紹介するのは、テーラーメイドのM6になります。
こちらの売りは何といっても「ツイストフェイス」
前回のM4から搭載されている技術ですが、説明しますと、
フェースをねじることで、バルジ(ロール)の効果を最大限かつ最適に発揮する技術です
計算されたねじれで、フェースが開いて入っても閉じて入っても、インパクト時は
スクエアの角度に近づくように設計されています。プラスでバルジの効果で弾道を
補正し、「曲がったと思ってもまっすぐ飛ぶ、戻ってくる」という感覚を体感できるクラブです!
また、ウエイトも、限界まで後方に配置し、慣性モーメントを高めています。
重心角は掴まりを意識した設定になっています。
本当は「スピードインジェクション」という技術がこのクラブのメインですが、
今回は「曲がらない」特集ですので、次回の「飛ぶクラブ」の時に改めて紹介いたします!
飛距離性能も非常に優れたモデルですので「ミスを補正してくれるぶっ飛びクラブ」
を探されている方はぴったりの一本だと思います!
YAMAHA RMX 220 TMX4200
こちらはつい先日(9月6日)に発売されたばかりのドライバー。
コイツの売りもやはり「高慣性モーメント」!!
こちらは公式に数値が公開されており、5760gc㎡となっています!
ルール上限が5900gc㎡なので公差を考えるとほぼ上限と思われます。
ちなみに公表されていませんが、PINGのG410もほぼ同等の数値となています。
G410とRMX220の最大の違いは、投影面積の大きさで、
G410は455CCでRMX220は460CCですが、
RMXはとにかく大きく見えます。まさに最強の安心感!
故に操作性が悪く見えてしまう人もいることでしょう…
逆にG410は高慣性モーメントを実現しながら、RMXより
すっきりした顔立ちですね。
あともう一の特徴はブーストリング
こちらは最近は流行りの溝をフェース周り360°すべて付けることで
飛距離アップと、ミスショットの補正を両立する機能です。
とにかくこちらのクラブの特徴は圧倒的な安心感と高慣性モーメントです!
本間 TW//XP-1
こちらは9月20日発売予定の本間の新商品TW XP-1です。
前作のBeZEAL535の後継機種となります。
本間といえば、シャフトのクォリティです!
日本の酒田工場で作成されているシャフトは、職人のこだわりぬいた技術が結集しています。スパインを6時の方向に統一してトゥーダウンを防ぐ技術は有名です!
今回のクラブのテーマは「ミート率を上げるクラブ」
それはやはりシャフトに秘密があり、
超軽量短尺シャフトです!
45.25インチ短尺シャフトに40g台の軽量シャフトに特殊な素材と技術を結集し
柔らかくしなるが、しなり戻りが非常に速くあばれないシャフトの開発に成功。
それにより、飛距離を落とすことなく、短尺化に成功。
ヘッドもTW747の技術とBeZEAL535の技術が融合して
初速がでて、ミスにも強いヘッドになっています。
「ミスショットしても大丈夫」ではなく「俺、失敗しないので!」的なクラブです!
PRGR NEWegg5500ドライバー impct
この商品が発表になったとき、あまがみはかなりの衝撃を受けました…
プロギアのeggシリーズは不動の「飛び系クラブの最先端」の地位を築きあげてきました、飛距離追求に対して、シャフトの長さはとても無視できない項目です。
今回のこのinpactモデルのシャフトの長さはなんと44,25インチ…
レディスのクラブに匹敵する短さです。
また慣性モーメントも高く5350gc㎡なっています。
実際試打してみたのですが、普段の平均HSが41前後なのですが、
eggを打つとHSは同じ41前後になりました、
飛距離も他のクラブとそれほど変わらなかったですが、
やはり44.25と相当短いこともあり、ほぼミスショットはなかったです。
あと、かなりつかまりますので、完璧にスライサー向けのクラブです。
短尺化をさらに加速させる可能性のあるクラブです!
以上、今回は「曲がらずに飛ぶクラブ」のクラブの特徴とおすすめクラブをご紹介しました!
次回は「とにかく飛ぶクラブ」をご紹介していきます!

クラブを購入したらクラブの保護、ヘッドスピードアップのハドラスガラスコーティングがおすすめ!

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